情報商材の「実践者の声」「参加者の声」はアテになるのか?



太田です。



あなたが、情報商材のセールスレターや、無料オプトインオファーのLP(ランディングページ)をご覧になったことがあれば、ほぼ必ずと言って良いほど目にしているであろうもの、それがいわゆる

「実践者の声」
「参加者の声」


と呼ばれる文章や音声、動画。



それがコンテンツ配布型の情報商材であれば、


・ノウハウの再現性や有効性
・コンテンツの良し悪し
・サポートの良し悪し
・得られた成果


といったものになろうかと思いますし、それがセミナー系であれば、そこにプラスして


・セミナーそのものの風景
・参加者へのインタビュー
・セミナー後の懇親会や交流会の風景


といった類のものが文章や音声、動画でセールスレター等に所狭しと掲載されているものも少なくありません。



消費者心理としては、そのようなものが多数掲載されていれば、その「情報商材」や「セミナー」、ひいてはその「販売者」に

「信頼できる。」
「本物だ。」


という印象を抱くであろう可能性は十分にあります。



ましてや、それが「顔写真付き文章」であったり「顔出し動画」だった場合、

「まさか素顔をさらしてまで嘘はつかないだろう。」

という思いから、その「実践者の声」や「参加者の声」をそのまま鵜呑みにしてしまう人が出てきても無理はありません。

つまり、そういった「実践者の声」や「参加者の声」を一つの指標にして情報商材を購入する消費者がいたとしても、何ら不思議ではないわけです。



逆を言えば、インフォプレナーさん側はそれを意図して、セールスレターやLP(ランディングページ)に「実践者の声」や「参加者の声」を大量に列記しているということになります。



では、そういった「実践者の声」や「参加者の声」がアテになるのか?

今日は、その真相についてお伝えしたいと思います。

それでは早速、いってみましょう。



「実践者の声」の実態について



まず、結論的なことを言ってしまえば、こと情報商材のセールスレターや無料オプトインオファーのLP(ランディングページ)に掲載されている「実践者の声」については、真に受けるべきではありません。

何故なら、その「実践者の声」が本物かどうかを見極める術がないからです。



そもそも、そういったものに列記されている「実践者の声」は、基本的に「絶賛の声」しかありません。

しかし、これは明らかに不自然です。

ただでさえ、その「再現性」という点において疑惑の多いこの業界において、実践者100人が100人、全員が成果を出して「絶賛の声」をあげるとは到底考えられないわけです。



つまり、その「絶賛の声」は、


・裏にある「批判的な声」が意図的に隠されている。
・そのものが「捏造」されたものである。


という可能性を否定できません。



まあ、前者である「批判的な声」をセールスレターなりLP(ランディングページ)にあえて載せようと思うインフォプレナーさんはいませんから、この手の「実践者の声」を列記している商品の大半で、何かしらのフィルタリングがされているのは、ほぼ間違いありません。

つまり、表向き上、販売者にとって都合の良い「実践者の声」しか見えないようになっていると思った方が良いでしょう。



また、後者のようにその「実践者の声」そのものを「捏造」する様な悪質なケースもこの業界では普通に行われます。

実際、情報商材ASP最大手であるインフォトップで販売されている商品でも、明らかに「実践者の声」が捏造されたであろうものが、普通に販売されていますので。

例えば、コチラですね。

>完全放置「零式」フルAUTOアフィリエイトシステム レビュー

これ以外にも、その「疑惑」がある商品も含めれば、かなりの量になります。



例えば、アフィリエイト初心者が到底そんな短期間で稼げるとは思えない様な報酬金額を稼いだと豪語する「実践者の声」なんかですね。

まあ、仮にその「実践者の声」が本当であったとしても、アフィリエイトというビジネスモデルである以上、全員が全員同じ結果を出せるはずがありませんので、その裏には

「全然稼げなかった。」

という「批判的な声」も当然あるはずですし、むしろそちらの方が多いのが現実じゃないでしょうか。



尚、これは「せどり」等の別のビジネスモデルでも同様で、実際に稼いでいる人がみれば、あり得ないような実績を謳った「実践者の声」を列記したような情報商材は、それこそ、そこら中にゴロゴロしているわけです。



いずれにしても、この手の「実践者の声」は、

「フラットな消費者からの感想や口コミではない。」

ということは明かじゃないでしょうか。



よって、少なくとも、それだけを鵜呑みにしてその情報商材の購入を判断することは危険だと思って下さい。



「参加者の声」の実態について



では、次に「セミナー」やそれに付随している「懇親会」や「交流会」に参加した人達の声といったものについて確認していきたいと思いますが、コチラも基本的には「実践者の声」同様に信用すべきものではありません。

ただ、「セミナー」や「懇親会」、「交流会」といった「リアルな場」に集まった人達の「参加者の声」は、情報商材購入者の「実践者の声」以上に注意が必要です。



その理由をお話する前に、そもそもそういった「セミナー」や「懇親会」、「交流会」といった場所にわざわざ足を運ぶ人はどんな人でしょうか。

当然、ある場所に集まるわけですから、遠方であればそれなりに交通費や移動時間が掛かりますし、その場所にも数時間拘束されるわけですから、その「講師」等にある程度、強い関心がある人なはずです。



つまり、そういった場所に集まる人の大半は、既に「信者」と化している可能性が非常に高いわけです。

そんな「信者」的な人達が一同に集まるわけですから、その空間がより一層そういった傾向の雰囲気になっていくことは、想像に難くありません。



まあ、その時点では「怪しいな」と思いつつ参加したような人達もその色に染まってしまうことも十分にあり得ます。

心理学的に言えば、その場の雰囲気にのまれて

自分に都合のいい情報だけを集める「確証バイアス」



自分の所属する集団を高く評価する「内集団バイアス」

が働いて、傾倒していくパターンですね。



特に高額塾などで開催されるようなセミナーの場合、そういった傾向が強まると思って下さい。

何しろ、高い参加料を払った以上、

「騙されたとは思いたくない。」

という心理が働き、

「このセミナーには凄く価値がある。」

と自分の中で無理矢理こじつけてしまうからです。



つまり、「セミナー」にどれだけ多くの人を動員し「絶賛の声」を集めようが、その後の「懇親会」や「交流会」がどんなに和気藹々とした楽しげな雰囲気を醸し出していようが、そのこと自体はセミナー主催者や講師、それらが販売する情報商材の価値とは一切関係ないわけですね。



実際、この業界の有名人であるエセ起業家と呼ばれる人達を支持する「信者」も一定数存在していますし、彼等が主催するような

・セミナー
・懇親会・交流会


といったものに足繁く参加している人がいるのも事実です。

そんなわけですから、そういった場所で撮影されたセミナー風景なりインタビューの動画が、偏ったものになっていくのも当然じゃないでしょうか。



更に言うなら、それらで撮影された動画の内、

実際に使われるのは彼等にとって都合の良い部分だけ。

つまり、セミナーの中身などどうでも良くて、あたかも

「自分は多くの人に支持されている。」
「自分の主催するセミナーは非常に満足度が高い。」


といった「演出」をする為のパフォーマンスに過ぎないのです。



そんな、パフォーマンスを巧に自分のブランディングに活用していたのが、まさに全盛期の頃の「与沢翼」さん。

それこそ、彼が「セミナー」や「懇親会」「交流会」をひとたび企画すれば、そこは彼にあこがれを抱く人達で埋め尽くされる。

ある意味、新興宗教団体の教祖とそれを崇拝する信者といった図式です。



とは言え、彼が主催していた「与沢塾」や、小玉歩さんとコラボした「ネット有名人プロディース」なる100万円オーバーの企画等々、その手掛けてきた数々の高額案件のほとんどがほぼ「詐欺」だったことは、今更、言うまでもありません。

つまり、それら案件に代金を支払った人の大半が、大した成果も上げられず、その「対価」を得られなかったことは明らかなわけです。



しかし、彼が配信する自身の主催した「セミナー」等の風景なりインタビューを観ると、さも多くの人に支持されているかのような印象を受けるわけです。

要は、詐欺商法といわれても仕方ないようなやり口で、情弱層から大金を巻き上げていたような人物であっても、そのイメージは「演出」でなんとでもなってしまうということ。



そんなわけですから、それらが「リアルな場」とはいえ


・セミナーそのものの風景
・参加者へのインタビュー
・セミナー後の懇親会や交流会の風景


といった類の画像や動画、音声といわれるものも、前述した「実践者の声」同様に、その主催者、講師およびそれらが販売する商材等の信頼性、信憑性をはかるバロメーターにはならないと心得るべきです。



その様なものは全てインフォプレナーさんや起業家さんが用意した

「演出材料」

であり、

「作為的に作り出せるもの」

所詮はその程度のものであり、なんら参考になるものではないと覚えておいて下さい。



それでは、太田でした。



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name:太田憲一
都内近郊在住、一部上場企業勤務。二児の父親、40代。ふつーのサラリーマンです。

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