情報商材は「高額」なほどアテになるのか?稼げるのか?情報商材とヴェブレン効果



太田です。



最近でこそ、いわゆる「高額塾」に代表される高額な情報商材の販売にも陰りが出てきているようですが、それでも俗に言う無料オプトインオファーの大半が、高額な商品の販売を前提に配信されています。

それこそ、フロントで30万円、バックエンドで50万〜100万円の商品を売りつけるのが、当たり前になっているわけです。



勿論、以前からも高額な情報商材というのは存在していましたが、そういったネットビジネス業界の「フロントエンド・バックエンド商法」の流れを決定づけたのが、疑惑の破産宣告をしてシンガポールに雲隠れしたあの与沢翼さんやSKナレッジさん等と言われています。



そして、今やそういった高額な情報商材と、1本あたり数千円から1万数千円、高くても数万円という価格帯の商品とで、価格が完全に二極化している印象を受けます。

まあ、元々、欧米ではこの手の情報商材の価格は数千円程度というのが相場となっている様で、そこからバックエンドとなる商品を販売するというマーケティング手法が普通に行われていましたから、日本にもその流れがやって来て久しいわけです。



「高額」情報商材の今。



で、そう言ったマーケティング手法が日本でも流行りはじめ、一時期、高額商材が飛ぶように売れていたわけですが、乱発されすぎたせいか、最近は、売上的に「失敗」に終わるケースも増えてきているようです。

つい先日も、あの葉山直樹さん率いる株式会社MTSさんが倒産したことからも、そういった販売方法が曲がり角に来ているのは、間違いないでしょう。

>株式会社MTS(葉山直樹氏)倒産は無料オファー商法終焉の序章?

とは言え、本数がそこそこ売れれば、価格が価格なだけに販売者側はある程度、潤うわけですが。



そんなこともあってか、この頃は、無料オプトインオファーだけで無く、セミナーと称して人を集めて高額な商品を販売するケースも増えてきていますし、その内容もあの手この手で多種多様な情報を取り扱う傾向にあります。

無論、その中身が価格以上の価値を伴ったものであれば、大いに結構なわけですが、数十万以上という大金を取りながら、肝心な中身は過去のノウハウを焼回したり、無料レポートレベルの情報を、ただ動画等でそれらしく肉付けしたものが大半なわけです。

当然ながら、そういう中身の伴わない低俗な情報は、そのサポートもずさんな傾向にありますから、より悪質と言って良いでしょう。



最新ノウハウという幻想。



まあ、冷静に考えて、TwitterやFacebook等と言ったSNSやYouTubeを代表とする動画マーケティングが台頭してきたとは言え、未だ大半のアフィリエイターさんが、ここ数年変わらずブログやメルマガを主体としたDRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)を軸に活動している現実を考えれば、新しいノウハウや画期的な手法がそうそう都合良く出て来るはずもありません。



にも関わらず、この業界の自称起業家さん達は、

「新しいビジネスモデル」
「新しいマーケティング手法」
「新しいSEO対策」
「ブルーオーシャンなマーケット」


と言った、さも今までになかったような画期的な手法や情報を公開するかの様な、明らかに「誇大広告」と思われる無料オプトインオファーやセールスレターで、高額な情報商材を売り捌いているわけです。



そして、そういった普通の感覚からすれば「胡散臭い」と思うような誇大広告に、まんまと騙されて大金を支払ってしまう人達がいるわけです。

俗に言う「情弱層」と呼ばれる人達ですね。



高額な情報商材ほど稼げる?



「高額な商品ほど価値がある。」

つまり、「高額な情報商材ほど稼げる。」と思われる人も多いようですが、これは心理学的には「ヴェブレン効果」と呼ばれるもので、日本人は特にこの傾向が強いと言われています。

まあ、日本人の「高級ブランド品好き」を考えれば、それも納得出来ますね。

そして、そう言った国民気質もあってか、それをそのまま情報商材にも当てはめてしまい、高額塾等に勝手な妄想を膨らませたあげく大金をつぎ込んでしまうケースが後を絶たないわけです。



しかし、一般的なこの手の情報商材はデジタルコンテンツが主流となっていますから、ブランド品などと違い「所詮はデジタルデータ」に過ぎません。

よって、その価値を左右するのは、その形式ではなく中身になります。つまり、重要なのはそのコンテンツから得られる「ノウハウ」の方だという事は、言うまでもありません。



とは言え、

「そのノウハウの価値なり質といったものが、その価格に比例する保証など何もない」

わけです。

それこそ、値段の高い小説ほど面白いかと言われれば、決してそんなことは無いわけですから。



そもそも、情報商材の価格などあってないようなものですから、販売者が勝手に設定した金額、まさに「言い値」に過ぎません。

そして、そういった高額商材ほど、その高い報酬に釣られた多くのアフィリエイターさんが何の根拠も無い絶賛レビューをし、消費者は消費者で、勝手に価値を感じて購入するという現象を生んでいたわけです。

販売者からすれば、まさに笑いが止まらない状況だったと言って良いでしょう。

それこそ、ありもしない最新ノウハウや市場を、それらしい謳い文句ででっち上げて紹介し、さも簡単に稼げるような雰囲気さえ演出してやれば、情弱層と呼ばれる人達が勝手に妄想を膨らませて、大枚をはたいてくれるわけですから。

まさに「ボロい商売」と言って良いでしょう。

まあ、最近でこそ、消費者側もネットで調べるなどの知恵を付けてきましたが、それでもこの図式は未だに続いているわけですね。



で、こういった現象は、裏を返せば、本来もっと安く提供されていてもおかしくない情報が「安くすると売れない。」という理由だけで、やむを得ず高い価格設定で販売されている可能性も否定出来ません。



潜在的に「高額な商品ほど価値がある。」と思ってしまうかも知れませんが、こと情報商材に限って言えば、価格と中身は一切無関係であるという事を、消費者側は肝に銘じておくべきです。

何しろ、情報商材は購入するまで「中身が見えない」わけですから、無料オプトインオファーなりセールスレターだけを読んで、いちいち勝手な妄想を膨らませていては、それこそ販売者側の思う壺ですよ。



特に、多くのアフィリエイターさんが手放しに推薦しているような情報商材にその傾向が強く見られることは、コチラの記事でも書いた通りです。

>情報商材の「推薦文」はアテになるのか?



無論、本当に価値ある情報が全く無いのかと言われれば、そんなことはありません。

しかし、

「そういった価値ある情報の方が意外にも良心的な価格設定の為、露出が少なくなってしまっている」

のが現実なわけです。



何しろ、価格が安いと言う事は、必然的に還元されるアフィリエイト報酬も少なくなってしまいますので、アフィリエイターさんにしてみれば旨味が無い商品と言う事になります。

つまり、アフィリエイターさんにとって旨味が無い商品は、幾ら内容が素晴らしいものでも、その露出度は控えめになってしまうわけです。

残念ながら、それがこの業界の現実だと思ってください。



価格に惑わされない目を養う。



中身の見えない情報商材だからこそ、その価格に見合った情報かどうかを適切に伝えていくのが、私を含め、アフィリエイターの本来あるべき姿だと思います。

しかし、そう言ったアフィリエイターさんばかりでは無いのが現実です。

つまり、低俗な情報を、さも価値があるように紹介しているアフィリエイターさんも大勢いるわけですね。



勿論、価値ある情報を提供しているアフィリエイターさんも少なからずいらっしゃいますが、それでも、やはり最終的には、あなた自身が価格に見合った情報かどうかを見定めていく他、ありません。

これは、ある意味、価値ある情報を提供しているアフィリエイターさんを見極めていくのと同義とも言えます。

>信頼出来るアフィリエイターの見極め方(準備中)



そうやって、本物を見極める目を消費者が養っていく事が、低俗なアフィリエイターさんやインフォプレナーさんの情報商材に、騙されない最善策だと思いますよ。

少なくとも、まずは「価格に惑わされない。」これは、心に刻んでおいて下さい。



それでは、太田でした。



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管理人

name:太田憲一
都内近郊在住、一部上場企業勤務。二児の父親、40代。ふつーのサラリーマンです。

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